囲碁、井山が4冠に後退
囲碁の第40期天元戦5番勝負の第5局は19日、徳島市で打たれ、挑戦者の高尾紳路十段(38)が212手で井山裕太天元(25)に白番中押し勝ちし、対戦成績3勝2敗で初の天元位を獲得、十段と合わせ2冠となった。
井山前天元は、16日の王座に続いての失冠。2013年10月に2度目の6冠を成し遂げ、史上初の全七冠独占まであと一つと迫っていたが、棋聖、名人、本因坊、碁聖の4冠まで後退した。
高尾新天元の七大タイトル獲得は名人1、本因坊3など計7となった。
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