大型連休最終日を迎え、世界文化遺産に登録される見通しとなった富岡製糸場(群馬県富岡市)は6日も大勢の観光客が足を運んだ。市は、4月26日から連休中の見学者数が過去最多の計5万600人だったと発表した。昨年の人出は約1万7千人で、3倍近くに上った。
登録勧告が判明した26日から連休も重なり見学者が急増。連日午前9時の開場前から列ができ、3時間近く前から並ぶ人も。統計を取り始めた2005年以降の最多記録更新が続き、5月4日には8142人が訪れた。
市は期間中、10人の解説員を20人に増やし、市の施設などを臨時に開放して駐車場を確保するなど対応に追われた。
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