世界遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市)の大天守を覆っていた改修作業用の囲いがほぼ撤去され、鮮やかな白色に塗り直された「白鷺城」が14日までに、再び市民の前に姿を現した。
改修は2009年10月に始まり、囲いは10年12月に完成し大天守が見えなくなっていた。屋根の修理としっくいの塗り替えが終わり、囲いの撤去が進められていた。今後は石垣に残る囲いや基礎の撤去をし、来年3月27日から内部公開される。
近くの無職橋本凱夫さん(75)は「姫路城がやっと戻ってきた感じだ」と、太陽の光を受けて、白く輝く大天守に目を細めていた。
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