「90歳の気持ちで演じた」
映画「マンゴーと赤い車椅子」(2月7日公開)の完成披露試写会が東京都内で開かれ、主演した元AKB48の秋元才加と、祖母役の女優三田佳子が登場した。
脊髄損傷で歩けなくなり、車椅子の生活を送ることになったヒロインを描いた映画で、自身も車椅子に乗る仲倉重郎監督がメガホンを取った。秋元は「普段の生活では気づかない段差や、進んでいないバリアフリーに気づき、視野が広がりました」と語った。
三田は「若く見えちゃうといけないので、90歳くらいの気持ちで演じました」と役作りの一端を披露。俳優の榎木孝明が、秋元の父親役を演じたことに触れ「榎木さんは私の恋人や弟を演じていたのに、いつのまにか『母さん』とか『おばあちゃん』と呼ばれるようになっちゃった」と笑った。
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