アイドルグループAKB48のファン投票イベント「選抜総選挙」で1位になった渡辺麻友が、7月19日公開のポケモン映画の短編でナレーションを務め、東京都内で開かれたPRイベントに登場した。声優志望を公言する渡辺は「私がポケモン映画に(声で)出演する日が来るなんて、夢にも思わなかった」と笑顔で喜びを語った。
渡辺が出演したのは、長編の「ポケモン・ザ・ムービーXY『破壊と繭とディアンシー』」と同時に上映される「ピカチュウ、これなんのカギ?」という短編。
AKB48のメンバーの反応について質問されると「みんな『おめでとう』『すごいねえ』と言ってくれて、うれしかったです」と話した。
渡辺は「昔からポケモンが大好きで、小さいころは夏休みに家族で映画館に見にいったことがあります」と子どものころの思い出も話した。
大人向けアニメの声優経験はあるが、「お子さま向けの短編の経験が無いので、難しくて苦労しました」。収録そのものは「楽しくって、楽しくって」とすっかり満喫した様子だった。
湯山邦彦監督は渡辺のナレーションを「かわいくて、いい感じ」とほめ、「渡辺さんとピカチュウがしゃべる場面があってピカチュウがうれしそうだった」と明かした。
一方、長編で伝説のポケモン「ゼルネアス」の声を務めた女優の三田佳子は、アニメ初挑戦。「死ぬまでずっと使い続けてくれたら」と“生涯声優”を宣言した。
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