文挟夫佐恵さんが死去
史上最年長で蛇笏賞を受賞した俳人の文挟夫佐恵(ふばさみ・ふさえ)さんが19日午前10時、老衰のため東京都中野区の病院で死去した。100歳。東京都出身。葬儀・告別式は22日午前10時半から東京都練馬区小竹町1の61の1、江古田斎場で。喪主は長女進藤恵子(しんどう・けいこ)さん。
飯田蛇笏に師事し、「雲母」に参加。1961年に石原八束さんらとともに俳誌「秋」を創刊、98年から2006年に主宰を務めた。その後、名誉主宰。
65年に現代俳句協会賞、2011年に桂信子賞。昨年、99歳のとき「白駒」で蛇笏賞を受賞し、話題になった。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。