カンヌで河瀬監督らが会見
【カンヌ共同】第67回カンヌ国際映画祭の最高賞を競うコンペティション部門に「2つ目の窓」を出品している河瀬直美監督らが20日、映画祭会場で記者会見し「私たちの映画にかける思いは世界一です」と語った。
「2つ目の窓」は鹿児島県・奄美大島を舞台に親の死や失踪、初恋などを通して少年と少女が成長する姿を描いた作品。
死生観について聞かれた河瀬監督は「奄美では死を『永遠の里帰り』といって、やって来た場所に帰る感覚があり、それを非常にリスペクトしました」と語った。
公式上映は20日夕(日本時間同日深夜)行われた。授賞結果は24日夜(同25日未明)に発表される。
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