ベトナムでの介護生活、映画に
【ハノイ共同】ベトナムの首都ハノイに20年以上在住し、94歳の認知症の母親を介護している日本人女性、小松みゆきさん(66)が2人の暮らしぶりをつづった著書が、両国合作で今年映画化されることとなり、ハノイで3日、製作発表会が開かれた。
映画は「ラストライフをベトナムで」(仮題)。主演は松坂慶子さん、製作は岡田裕さん、監督は大森一樹さん、ベトナム側からも著名監督のダン・タット・ビンさんらが参加する。文化庁の「国際共同製作映画支援事業」にも採択された。
小松さんは1992年に日本語教師としてベトナムへ。2001年に新潟県で暮らしていた母親をハノイに迎えた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。