評論家の粕谷一希さんが死去
評論家で元「中央公論」編集長の粕谷一希(かすや・かずき)さんが30日午後6時、心不全のため東京都豊島区の病院で死去した。84歳。東京都出身。葬儀・告別式は6月6日午前11時から東京都文京区大塚5の40の1、護国寺桂昌殿で。後日、お別れの会を開く予定。喪主は妻幸子(さちこ)さん。
東大法学部卒業後、中央公論社入社。1967年から月刊誌「中央公論」の編集長を務め、作家の塩野七生さんや政治学者の高坂正尭さんらを世に送り出した。
退社後は評論家として活躍。86年に季刊誌「東京人」を創刊、編集長を務めたほか、都市出版社長などを歴任した。
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