碁聖戦、河野九段が連続挑戦へ
囲碁の井山裕太碁聖(25)への挑戦権を争う第39期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)の本戦決勝(挑戦者決定戦)は29日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、午後4時30分、181手で河野臨九段(33)が張豊猷八段(32)に黒番中押し勝ちし、2期連続2度目の挑戦を決めた。
河野九段は東京都出身。小林光一名誉碁聖門下で1996年入段。2005年に天元を獲得し、その後3連覇した。06年九段。現在棋聖戦、名人戦、本因坊戦の三大リーグに在籍している。前期は井山碁聖に2勝3敗で敗れており、初の碁聖獲得を目指す。
5番勝負は6月26日、宮城県松島町の「松島一の坊」で開幕する。
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