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北九州市が「林芙美子文学賞」

[2014年05月22日 18:22]

北九州市が「林芙美子文学賞」

 北九州市は「放浪記」や「浮雲」などの作品で知られる作家、林芙美子(1903~51)の名を冠した「林芙美子文学賞」を創設する。新人作家の発掘が狙いで、8月から作品を募集する。
 北九州市立文学館によると、芙美子の生誕地は一時は山口県下関市とされたが、最近では現在の北九州市門司区の説が有力となっている。
 その後、長崎や鹿児島、広島などで過ごし、19歳で上京。小説や詩を書き続け、「放浪記」がベストセラーになった。
 作品は日本語で2万字(400字詰め原稿用紙50枚)以内の未発表作が条件。テーマやジャンルなどは問わない。大賞受賞者には賞金100万円が贈られる。

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