木梨憲武「妻はプロデューサー」
お笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武が、個展「木梨憲武展×20years INSPIRATION―瞬間の好奇心」を開催する東京・上野の森美術館で「52歳ではありますが、新人のつもりで色と線で表現していきたい」と意気込みを語った。
1994年に放送されたバラエティー番組の企画で、画家に扮した木梨がパリの風景を描いたことが、絵を描き始めたきっかけ。20年間で制作した絵画、ドローイング、オブジェ、映像など約300点を展示する。「すべて独学。美術に関して学校で勉強するとか、免許を取りに行くとかの必要がないんで助かっています」
展示前の準備には、妻の女優安田成美が付き添ってくれたことを明かし、「成美さんは僕の作品を全部知っているので、指揮をとってくれた。総合プロデューサーです」と持ち上げた。
制作のインスピレーションが湧くのはもっぱら朝という。「『Oha4!』とか『めざにゅ~』が放送しているころで、今朝も4時に起きました。夕方あたりになるとぐったりしてくるのがパターンです」と、早朝の情報番組名を挙げて笑わせた。
最後に「無料券を持ち歩いているので、見かけたら声を掛けてください。その代わり、グッズは買うんだよ」と呼び掛けた。
個展は20日~6月8日。
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