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伊勢豪商の旧邸宅から大判小判

[2014年05月28日 11:28]

伊勢豪商の旧邸宅から大判小判

 江戸時代に「伊勢商人」として知られ、木綿問屋の豪商だった長谷川家の旧邸宅(三重県松阪市魚町)の蔵で2月、享保大判など貨幣計54点が入った千両箱が見つかり、松阪市教育委員会は28日、報道機関向けに公開した。旧邸宅は月2回、一般公開されており、6月15日以降、発見された大判小判を展示する。
 市教委によると、見つかったのは享保大判1枚、慶長小判など小判7枚のほか、一分判金や丁銀など江戸時代から明治時代に流通した金貨や銀貨など。
 市教委は2008年から、蔵の資料調査を進めている。千両箱は他の箱の陰に隠れており、これまで気付かなかった。

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