チャプリン邸が博物館に
喜劇王チャプリンが、亡くなるまでの20年間以上を家族と過ごしたスイス西部ブベー近郊の邸宅が改装され、偉業を伝える博物館として16年春にオープンする見通しとなった。博物館の構想が浮上して十数年。新たな観光名所として注目を集めそうだ。
邸宅はレマン湖を見下ろす高台にあり、敷地は13ヘクタール。家具や遺品、大量の書物などを集め、チャプリンが過ごした当時のままの状態を再現する計画。展示館も建設され、総事業費は6千万スイスフラン(約69億円)近くに上る。
チャプリンは、米国のマッカーシズム(共産主義者弾圧)で再入国を拒絶され、この邸宅に落ち着いた。(ブベー共同)
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