大谷晃一氏が死去
大阪の文化をさまざまな角度から論じ、ベストセラーとなった「大阪学」シリーズで知られる作家で元帝塚山学院大学長の大谷晃一(おおたに・こういち)さんが25日午後2時12分、老衰のため兵庫県伊丹市の自宅で死去した。90歳。大阪市出身。葬儀・告別式は28日午前10時半から伊丹市昆陽5の140、伊丹平安祭典会館で。喪主は長男文章(ふみあき)さん。
関西学院大卒。朝日新聞大阪本社編集委員を経て、帝塚山学院大教授、1997年からは学長を務めた。多岐にわたる視点で大阪を論じた著書「大阪学」を刊行。「続大阪学」など、その後のシリーズも人気を集めた。
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