小松政夫が一座を旗揚げ
コメディアンの小松政夫が一座を旗揚げし、喜劇「しあわせのコンドル食堂」を東京・千住のシアター1010で11~15日に公演する。芸歴51年で日本喜劇人協会会長の小松だが、意外にも初の座長。「一生の夢がかないました」と感無量の様子だ。
「小松政夫一座」には、女優木の実ナナや喜劇の後輩の石倉三郎ら長年の友人たちが結集。「豪華なメンバーで…」とかしこまる小松に、石倉は「この人、苦労しすぎのさみしい人生だから」、木の実は「ゲストのはずが(出番が)長い役なのよ」と突っ込み、和気あいあいのムード。
作品は千住の洋食店の堅物主人(石倉)と妻(木の実)、そして妻の父で超いいかげんなマジシャン(小松)がからむ大人のコメディー。
小松は「一座は長く続けて、故郷の博多でも公演したい」と抱負を語った。公演の問い合わせはファインステージ、電話03(5786)0181。
出演は他に相田翔子、おりも政夫ら。
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