世界囲碁、一力が初代優勝者に
囲碁の第1回グロービス杯世界囲碁U―20の決勝は11日、東京都千代田区のグロービス経営大学院東京校で打たれ、一力遼七段(16)が許家元二段(16)に勝ち、初代優勝者に輝いた。
一力七段は仙台市出身の高校2年生。宋光復九段門下で2010年にプロデビューした。3月に史上最年少の16歳9カ月で棋聖戦リーグ入りを決めている。
同杯は、若手棋士による早碁の国際棋戦。日本、中国、韓国、台湾、欧州、北米、オセアニアの7カ国・地域の代表16人が出場し、トーナメントで優勝を争った。
日本代表の一力七段と許二段は、共に準決勝で中国代表を破り、決勝に進出した。
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