長良川鵜飼漁を民俗文化財指定へ
文化審議会(宮田亮平会長)は16日、1300年の歴史がある「長良川の鵜飼漁の技術」(岐阜市、岐阜県関市)など4件を重要無形民俗文化財とするよう下村博文文部科学相に答申した。重要有形民俗文化財には、のこぎり生産地だった滋賀県甲賀市で保存されている「近江甲賀の前挽鋸製造用具および製品」など2件の指定を求めた。
いずれも近く答申通り指定され、重要無形民俗文化財は290件、重要有形民俗文化財は216件となる。
長良川鵜飼漁は、鵜匠が操るのが10~12羽と他の地域に比べて多いのが特徴。舟に乗り、かがり火で川面を照らすなどの伝統的な手法も継承している。
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