伝統衣装で蹴鞠初め、京都
貴族のスポーツとして平安時代に盛んだった蹴鞠を奉納する新春恒例の「蹴鞠初め」が4日、京都市左京区の下鴨神社で催された。烏帽子や水干などの伝統装束を身にまとった男女が、鞠を高々と蹴り上げ、巧みな技を披露した。奉納後には、6月に開幕するワールドカップ(W杯)ブラジル大会にちなみ、サッカーボールを使った蹴鞠も披露された。
蹴鞠保存会のメンバーらが、鞠庭と呼ばれる約15メートル四方の舞台で「アリ」「オウ」と掛け声を上げながら、鞠が地面に落ちぬよう舞台を走り回った。
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