コラム

みちのこぼれ話

第1回 別大国道

 別府市と大分市を結び、古くから主要な道路として親しまれてきた別大国道。緩やかなカーブを描きながら別府湾沿いを走る約7㌔の道路は、その景観の素晴らしさを生かし、“人”を中心にした景観整備を行っています。
 別大国道は、海へつながる急な傾斜が難所となり、長年整備が進められてきましたが、2012年2月に東別府―西大分間の6車線化が完了。最大で幅6㍍の歩道と自転車道が整備されました。「人の交流」を目的にした道路は全国的にも珍しい取り組み。沿道の木々を一般市民が自分の木として管理する「マイツリー制度」 や、別府の温泉群が一望できる田ノ浦ビーチは「フォトスポット&パーキングとるぱ」にも指定されており、道を目的に人が集う憩いの場となっています。

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