「企業からの協賛品も募集しています!」と話すソワレ東北発起人の八坂さん(中央)ら
大分から東日本大震災の被災地を支援するイベント「ソワレ東北」が30日午後4時から、大分市中央町の複合文化施設「ザ・ブリッジ」で開かれる。バザーや飲食販売などを通じ、復興支援につなげるのが目的。発起人の八坂千景さん(40)=市内南津留=は「震災の記憶を風化させず、細く長く支え続けることが大事。気軽に参加してほしい」と呼び掛けている。
新たな発見生み出す場に
イベントは今年で3回目。仕事を通して知り合った八坂さん、池田裕佳子さん(40)=市内舞鶴町、紅葉谷昌代さん(38)=市内長浜町=の3人が「被災地のために自分たちにできることを」と2011年5月から開催している。ソワレとは仏語で「夜会」「夕方」の意味。
当日はバザーや東北から取り寄せた食材を使った飲食が楽しめる他、被災地でのボランティア活動を報告するスライドも上映。バザーの収益金全額と、飲食の売り上げの一部は公益財団法人「東日本大震災復興支援財団」に寄付する。
八坂さんは「同じ思いの参加者同士が出会い、交流し、新たな発見を生み出す場にしたい。地域のつながりを深めるきっかけにもなれば」と話している。
問い合わせは八坂さん(TEL097-547-8360)へ。
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