実践活用例

『英語で言えた!』でSkit Making実践活用例の一覧

【 中学校実践/英語/全学年 】

1. 新聞活用のねらい

  • 新聞記事で紹介されたさまざまな英語表現を、実際の場面を想定したスキットを作ることで身につけさせる。
  • 新聞記事で紹介された英語表現の背景にある社会的事象に興味・関心をもたせる。

2. 指導計画

  • 単元における発展的な学習として位置付ける。また週1回の学校独自教科コミュニケーション英語の授業で取り入れる。
  • 『英語で言えた!』で紹介された英語表現の練習をしたあと、その表現を使ったスキットを作成させる。
  • 新聞記事の事実から気持ちを想像して、その表現を使えるようになる。
  • 発表会を行う。

3. おもな学習活動(2時間扱い)

おもな学習活動 ねらい
①『英語で言えた!』の英語コメントを読む。【資料➊】 ①教師が提示した『英語が言えた!』の記事から、著名人がどのようなコメントを言ったのか、またそれを英語で言うとどうなるのかを知らせる。
②そのコメントの背景にある事象について知る。【資料➋】 ②英語表現だけでなく、その背景にある事実を確認することで、社会的事象についての関心も高める。
③そのコメントが出てきた時の気持ちを想像して発音をする。【資料➊】 ③新聞記事の文字で示された言葉を、気持ちを込めて発音することで、生きた表現(話し言葉)であることを感じさせる。
④コメントの解説にある他の表現を知り発音練習をする。【資料➊】 ④解説から、コメントの表現と関連したフレーズを練習することで、表現の幅を広げる。
⑤学習した表現を使って、ペアでスキットを作成する。 ⑤学習したフレーズを実際に使える言葉として理解し、活用することができるかを確認する。同時に既習の文法をスキットの中に適切に用いることができるかを確認する。
⑥スキットを推敲したあと、発表練習をする。 ⑥自分たちのスキットを互いに協力して完成させ、練習させる。
⑦発表会を行う。(2時間目) ⑦互いの発表を聞き合うことで、「表現の能力」と「理解の能力」を高める。場面設定や表現の用い方、態度など発表の良さを見つけ、学び合い、互いの努力を認め合える。

4. 評価の観点

(関心・意欲・態度)
・進んで各活動やスキット作成に取り組むことができたか。
・背景にある社会的事象に興味・関心をもつことができたか。
(知識・理解)
・既習の文法や紹介された表現を、スキットの中に適切に用いることができたか。
(表現の能力)
・紹介された表現に合う自然な場面を設定してスキットを作成し、その内容が伝わるように発表することができたか。
(理解の能力)
・スキットを聞いて内容を理解することができたか。
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