がんばって帰ってきてね、うみがめさん
【 小学校実践/図工/1年 】
1. 新聞活用のねらい
子どもたちの身近で興味深い記事を取り上げ、うみがめのふ化や暮らしについて知ることによって、うみがめに対する自分なりの思いを込めた絵を描くことができる。
2. 指導計画
- うみがめのふ化にかかわった人の話を聞いたり、見学遠足で見たり聞いたりしたことによってうみがめや、海の中の生き物の暮らしぶりに興味をもつことができる。
- 美しい海を泳いでいるうみがめの姿を想像し、「うみがめのお話」をつくることによって、「一生懸命に生きぬこう」としているうみがめの絵を描くことができる。
3. おもな学習活動(6時間)
おもな学習活動 | ねらい |
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①うみがめのふ化した時のDVDを見たり、そのふ化にかかわった人の話を聞いたりする。 | ①新聞記事により、うみがめに興味・関心をもつことができる。 |
②「大分マリーンパレス水族館 うみたまご」に見学に行ったり、海で生きている生き物について調べたりする。 | ②海の中の生き物やその暮らしぶりを知ることができる。 |
③お面をかぶりうみがめに共感しながら、ふ化して50日たった「うみがめのお話」をつくって発表したり、新しい話を考えたりする。 | ③「ふ化して50日たった今、うみがめたちはどうしているか」を考え、自分なりの「うみがめのお話」をつくることができる。 |
④自分の表したい絵に必要な写真を選び「一生懸命に生きぬこう」としている「うみがめのお話」を想像して描く。 | ④つくった「うみがめのお話」をもとに、美しい海に中でのパスや絵の具の使い方を工夫し、描くことができる。 |
⑤互いの絵を見合い、その絵の形や色、表し方の面白さを見つける。 | ⑤創意工夫しているところをみつけることができる。 |
4. 評価の観点
- (造形への関心・意欲・態度)
- ・うみがめをはじめ海の生き物やその暮らしぶりを、絵に表そうとすることができる。
- (発想や構想の能力)
- ・50日たったうみがめの大きさや、美しい海で泳ぐ姿を想像することで、「うみがめのお話」を思いついたり、新しい話を考えたりできる。
・自分の考えた「うみがめのお話」に必要な写真を選ぶことができる。 - (創造的な技能)
- ・うみがめのまわりの生き物の形や大きさ、色の組み合わせを考えながら自分のつくった「うみがめのお話」の絵を描くことができる。
- (鑑賞の能力)
- ・友だちの絵の形や色、表し方の面白さを見つけることができる。