2018.09.01

大分市・寒田小

シャツに「ＮＩＥ」の文字

　運動会など、学校行事で教職員がそろいのシャツを着て運営に当たる姿はよく見かける。大分市の寒田小学校（佐々木和典校長）ではシャツに「ＮＩＥ」の文字を入れ、新聞活用の学校をアピールしている。

　年度ごとにデザインを変える学校もあるが、同校教職員はここ数年、統一で「ＮＩＥシャツ」を使い続けている。西寒多神社のフジを思い起こさせる藤色の服地に、植物や虫を親しみやすくキャラクター化した字を付けた。

　ＮＩＥを担当する曽根崎豪教諭は昨年度に着任。このシャツを目にして「校内で常にＮＩＥが意識されているんだなあと感じた」と振り返る。「長く継続しているので、教職員に限らず子どもにもＮＩＥの活動が浸透している」と校内の雰囲気を説明。服装から入ることで「異動で入ってくる教員にとって、年度初めから意識づけのきっかけになる」と効果を話した。