NIE

やってみよう~LET’S TRY IT!~NIEのバックナンバー

大分市・鶴崎小

丸めて破って工作素材に

新聞紙を使ったチューリップ作りを楽しむ1年生

 新聞を学習に活用する手段は読むことだけではない。工作素材としても大きい、柔らかい、破りやすいなどの長所がある。大分市の鶴崎小学校(佐藤由美子校長)では低学年を中心に、図工の時間などで新聞に親しむ工作を多く取り入れている。

 棒状にした新聞紙を「おうちづくり」の“材木”にしたり、体に合う大きさに切って服や帽子にして遊ぶ素材にしたり。今月1日には1年生が新聞紙を使ったチューリップ作りに挑戦。丸める、破るなど加工した新聞紙で花や葉、茎などを表現した。

 同校の本松健一教諭は「工作をしながら、見出しや写真が自然と目に入る」と、新聞にスムーズに親しんでいける効果を強調。「新聞に親しむ段階から将来読む段階につなげていく上で、楽しみながらやっておくと新聞がより身近になる」と話している。

このページの先頭に戻る