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やってみよう~LET’S TRY IT!~NIEのバックナンバー

中津市・豊陽中学校

記事探して「くじ引き」

図書館の新聞コーナーに置いているおみくじ(写真中央)。おみくじの左側にあるのが景品のブックカバー

 せっかく学校に新聞コーナーを設置しても、素通りされるだけなら悲しい。子どもに立ち止まってめくってもらう方法はないか―。豊陽中学校(中津市)は、新聞から中学生関連の記事を探したら引くことができるおみくじを、図書室に置いている。

 7本のうち1本が当たり。当たると手作りのブックカバーがもらえる。昨年夏から続けた結果「昼休みなどに生徒が新聞を広げる場面が増えた。朝一番に読もうと待ち構えている生徒もいます」と桑野由里絵学校司書。

 当選確率を低めにしているのは、何度も新聞をめくってもらおうという狙いからだが「カバーを気に入り、1回当たってもさらに挑戦してくれる生徒も」と桑野学校司書。読者投稿欄や地域行事のニュースなど、中学生関連の記事が見つかりやすい場所もだんだん分かってきているという。

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