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やってみよう~LET’S TRY IT!~NIEのバックナンバー

大分市・県立美術館

新聞紙使いおもちゃ作り

新聞紙の「棒」と「輪」で作った新聞紙けん玉

 NIEというと読む、書く力を高める教材をイメージされがちだが、新聞の「紙」としての特性を生かし、作ったり加工する楽しさを学ぶ造形教育の教材としても幅広い用途がある。

 県立美術館(大分市)が7月26日、佐伯市で教員向けのワークショップ「素材っておもしろい 新聞紙サーカス」を開催。県内の教員がちぎった新聞紙を組み合わせて草花を模し、棒状に丸めた新聞紙を使い、らせん状に飛び出すおもちゃも作った。

 中でも手軽なのが「新聞紙けん玉」。棒状にした長短2本の新聞紙で十字を組んで固定し、輪にした新聞紙をひもでつなげるだけ。輪を棒の先端に入れたり、長短の交点に載せて遊ぶ。

 同館学芸企画課の木村典之企画監は、新聞の紙としての魅力について「紙とインクが光を反射し、いろいろな色、模様を生み出すところ」と話した。新聞紙で作った造形物が思わぬ“芸術品”に変わるかも?

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