飛び出せ学校

九重町東飯田小6年 働く面白さ、大変さ知る飛び出せ学校のバックナンバー

九重町で働く人たちに話を聞いた
一人一台端末も使いながらグループで見出しを考えた

 九重町東飯田小学校は田んぼに囲まれ敷地内には児童が遊べる小山があるなど、自然豊かな場所に位置する。6年生16人は地域で働く人たちを知ろうと、「将来の夢」をテーマに取材に挑戦。4班に分かれ、仕事の面白さや大変さを探った。

 取材を前に、大分合同新聞社玖珠支局の姫野直也記者(32)に記事の書き方や話を聞く際のポイントなどを学んだ。児童は教わった“記者の七つ道具”を参考に、名刺と腕章を自作。電話で取材のスケジュールを調整し、現場へ向かった。

 町内松木の宝八幡宮で禰宜(ねぎ)をしながら玖珠町でレストランを営む甲斐大史さん(41)には、仕事の両立を選んだ思いについて質問。東飯田小を卒業した小説家の城崎さん=ペンネーム=からは、文章を上手に書くこつなどを聞いた。どちらも自分たちが知らないことが多く、新たな発見を急いでメモした。

 九重町内右田の麻生歯科医院では、麻生弘さん(66)に仕事のやりがいを教わった。取材した児童は「将来、大勢の人たちの役に立てるようになりたい」と気持ちを新たにした。

 九重町飯田に支社を置くゲーム制作会社「サマータイムスタジオ」(本社・沖縄県)にも訪問。弘津健康社長(46)を取材し、ゲームに関わる楽しそうな仕事でもさまざまな苦労があることを知った。

 取材後、大分合同新聞社ニュース編集部の山田直彦記者(50)から見出しやレイアウトを学んだ。




新聞作りの様子(動画)

子どもたちが作った紙面

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