飛び出せ学校

佐伯市松浦小に感謝状/佐伯市飛び出せ学校のバックナンバー

新聞作りに挑戦した佐伯市松浦小6年の児童ら

 大分合同新聞社は2日、本紙企画「飛び出せ学校―大分合同小学生新聞」で、地元の漁業の魅力を伝える紙面を作った佐伯市鶴見の松浦小6年18人に感謝状を贈った。

 同校で贈呈式があり、同社の小田圭之介執行役員編集局長が感謝状と掲載紙面のパネル、制作の様子を記録したDVDを贈呈。淵野恭子校長が「見事な新聞を作り上げた。この経験を生かし、他の地域にも目を向け、知識を増やしてほしい」とたたえた。

 児童代表の秋吉優香さんと小寺彩月さん、安部凜音君=いずれも(11)=が「鶴見の漁業を多くの人に知ってもらえてうれしかった」「アドバイスをもらい良い新聞ができた」「一から新聞を作る工程は大変だった」とそれぞれ感想を述べた。

 担任の安達恵教諭が、新聞を制作した前年度に担任だった山野瑞佳元教諭のメッセージを読み上げ「出来上がった紙面を見て、みんなの頑張りにびっくりした。地域の人も喜んでくれたと思う」と話した。

 同校の新聞は6月22日付夕刊に掲載。地元に伝わる巻き網漁、一本釣り漁、潜水漁業といった漁法を調べ、県内を代表する「海の街」の魅力を紹介した

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