飛び出せ学校

玖珠町古後小4、5年 文化や祭り、地域の宝飛び出せ学校のバックナンバー

白石記者から記事の書き方などを教わる児童たち
より良い見出しにしようと何度も話し合った

取材通し、深く学ぶ

 玖珠町北西部に位置し、中津、日田両市と隣接する場所にある古後小学校。古後地区には古くから受け継がれてきた文化や祭りが数多く残されている。地元の魅力を伝えようと、4、5年生7人が新聞作りに挑戦した。

 「古後地区の自慢は何でしょう」。白石宗史記者(27)=大分合同新聞社玖珠支局=が問い掛けると、児童からは「かまどケ岩」「古後神楽」など元気な声が上がった。記事の書き方や写真の撮り方を学んだ児童は、早速取材しようと地域を歩いた。

 かまどケ岩整備委員会の横山弘康会長(64)に会い、話を聞いた。切り立った岩にある洞窟「かまどケ岩」は、大坂夏の陣で敗れた豊臣方の豪傑・後藤又兵衛基次が隠れ住んだと伝承されている。児童はかまどに似ていることから名前がつけられたことや、洞窟内に約50体の「如来像」などが配置されていることを知った。

 大御(おおみ)神社では古後神楽社の中山信幸代表(67)と宿利昭さん(61)から、古後神楽について取材。約100年前から続く神楽は地区の高齢化などでこれまで2度途絶えたが、1995年に地域活性化、若者の結束などを目指して復活を遂げた。2人からは古後神楽を継承している地域の思いなどを学んだ。

 学校に戻った児童は取材ノートを見ながら原稿を仕上げた。金田満里子記者(34)=大分合同新聞社整理部=から見出しや紙面のレイアウトについて学習。仲間や先生と何度も話し合いながら、地元の宝を詰め込んだ紙面が完成した。

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