飛び出せ学校

日田市石井小に感謝状飛び出せ学校のバックナンバー

新聞作りに取り組んだ石井小学校の児童ら=10日

 大分合同新聞社は10日、本紙掲載の「飛び出せ学校―大分合同小学生新聞」で、地域の産業を取材した日田市の石井小学校(森田寿美香校長、132人)に感謝状を贈った。
 同校で贈呈式があり、担当した6年生29人のうち27人が出席。大分合同新聞社の清田透編集局長が「今後も身近なことに関心を持ち、興味の幅を広げてほしい」とあいさつした。森田校長も「新聞を見たゲストティーチャーの皆さんが喜んでくれた」とねぎらった。
 児童は林業と農業、製材業の各分野を取材。江田琳(りん)さん(12)は「読む人に分かりやすく伝わる記事の書き方が学べた」、朝井魅誓(みちか)さん(11)は「短い言葉で見出しを付けるのが難しかった」と感想。新川敦史君(11)は「メモで取材内容を思い出しながらいい記事が書けた」と述べた。担任の赤尾幸世教諭は「新聞を作った後、クラスの係活動新聞や委員会発表で伝えたいことを分かりやすく紹介できている」と話した。
 同校の新聞は4月23日付夕刊に掲載。林業の歴史や製材工程、安心安全な米作り、地元で育つ杉「ウラセバルスギ」について取材した。

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