別府・西小に感謝状

大分合同新聞社は2日、本紙掲載の「飛び出せ学校―大分合同小学生新聞」で、学校の歴史や伝統を取材した別府市の西小学校(石川順一校長、137人)に感謝状を贈った。
同校で贈呈式があり、新聞を作った6年生22人のうち20人が出席。大分合同新聞社の清田透編集局長が「80年の歴史、伝統がうまくまとまっている。元五輪代表選手に話を聞くなど貴重な経験もできたと思う」と礼を述べた。石川校長も「在校生、卒業生だけでなく地域にも宝物の新聞になった」とねぎらった。
6年生は班に分かれ、取材などに当たった。酒井美空さん(12)は「読みやすく、分かりやすい新聞ができた」、玉井花奈さん(12)は「みんなで協力してきれいに仕上げることができた」、菅野月奏(るな)さん(11)は「取材して人に伝える難しさが分かった」とそれぞれ感想を述べた。担任の伊東俊朗教諭は「新聞作りをきっかけに地元の記事に目を向けてみてほしい」と話した。
同校の新聞は2月27日付夕刊に掲載。鼓笛隊や運動会で踊る「伸びゆく西校」、温泉プールなどについて調べた。同校は31日で閉校となる。