指定8校が事例紹介、意見交換も 推進協懇談会
学校現場で新聞活用を推進する教育・新聞関係者による懇談会が22日、大分市の大分合同新聞社であった。県NIE推進協議会(会長・堀泰樹大分大名誉教授)の主催。教員や協議会役員ら約20人が出席した。事例発表のほか、意見を交換するグループ討議もあった。
本年度のNIE実践指定校である▽中津市小楠小▽大分市大在小▽別府市別府西中▽佐伯市佐伯南中▽中津市東中津中▽日田市前津江中▽大分舞鶴高(大分市)▽大分高(同市)の8校が活用の状況を報告した。
新聞掲載コラムを使った学習などのNIE導入のヒント、学校図書館との協力についての報告があった。「NIEは難しいと考える現場意識のハードルを下げている」「できるところから始めよう」「NIEを楽しく続ける工夫をしている」などと意見を交わした。