NIEに関する一般記事

切り抜きや要約で、意見言える生徒に/第107回実践研究会一般記事バックナンバー

実践報告する杵築高の畑野教諭

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第107回会合が20日、大分市府内町の大分合同新聞社であった。

 15人が出席した。杵築高の畑野新司教諭(52)が実践報告した。授業の一環で切り抜き新聞を作成する課題や、他人が選んだ記事を要約し、自身の意見を書かせる活動などを説明。「自分の考えをしっかり言えるようになった生徒が多い。学校全体で取り組めるようにしたい」と話した。

 大分市別保小の平山立哉教頭(54)=日本新聞協会認定NIEアドバイザー=が新聞形式で思い出などをまとめる「はがき新聞」作りの取り組みを紹介。「国政選挙~開票速報の裏側で」と題し、高嶋健・朝日新聞大分総局長(57)が講演した。

 次回は9月10日、大分市の大分流通業務団地にある大分合同新聞社印刷センターで開く。 

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