NIEに関する一般記事

新聞企画活用した、ワークシート紹介/第109回実践研究会一般記事バックナンバー

新聞の企画を活用したワークシートに取り組む参加者

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第109回会合が8日、大分市府内町の大分合同新聞社であった。

 県内各地の教員約10人が出席した。竹田市竹田南部中の佐藤美登里教諭(62)が新聞コラムの書き写し学習や、生徒が気になった記事を切り抜いて要約や感想をまとめる活動などを報告。「文章のまとめ方が目に見えて変わってきた。NIEに対する同僚の共感も高まった」と話した。

 臼杵市佐志生小の永松芳恵校長(57)=日本新聞協会認定NIEアドバイザー=が読者の相談に著名人が答える新聞企画を活用し、生徒にアドバイザー役として回答を考えさせるワークシートを紹介。参加者も実際に取り組んだ。

 共同通信社大分支局の久保祐一支局長(51)が「通信社って何?」と題して講演。新聞社やテレビ局にニュースを提供する通信社の歴史、役割を紹介した。

 次回は11月12日、大分市の大分流通業務団地にある大分合同新聞社印刷センターで開く。

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