記事を切り抜いて、ワークシート作り/第106回実践研究会

新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」は9日、大分市の大分合同新聞社印刷センターで第106回会合を開き、本紙記事を活用したワークシート作りを学んだ。
同センターでの開催は初めて。研究会の平山立哉代表(54)=同市別保小教頭=が講師を務め、11人が参加した。
ワークシートは子どもの読解力や表現力を養う教材で、授業などで使う。参加者は▽玖珠町の移動図書館車リニューアル▽鶴見岳・伽藍(がらん)岳の噴火警戒レベル引き上げ―といった記事を切り抜き、台紙に貼った。
「移動図書館車に収納されている本の数は」「立ち入り禁止を知らせるピクトグラム(絵文字)を考えよう」など、それぞれの内容に沿った問題を盛り込んで完成させた。
次回は8月20日。大分市の大分合同新聞本社で開き、講演会やワークショップがある。