2021.12.22

　日本新聞協会は２１日、家族や友人と新聞記事を読んだ感想や意見を募る第１２回「いっしょに読もう！新聞コンクール」の最優秀賞に、盛岡市立見前中２年尾崎柚果さん（１４）ら３人を選んだと発表した。国内の小中高校生らから計６万４５１３点の応募があった。

　最優秀賞は他に東京都の白百合学園高３年中田結子さん（１７）と東京都北区立王子第二小５年佐藤せり花さん（１１）。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、横浜市のニュースパーク（日本新聞博物館）での表彰式は中止した。

　大分県からは２０９８点の応募があり、中津市中津中３年の松村紅音（あかね）さん（１５）が優秀賞に、日田市三隈中２年の伊東柊弥（しゅうや）さん（１３）が奨励賞にそれぞれ選ばれた。

　学校全体で熱心に取り組んだとして、杵築高が優秀学校賞を受賞。▽杵築市豊洋小▽同大内小▽中津市中津中▽大分市戸次中▽竹田市緑ケ丘中▽日田市戸山中▽大分舞鶴高―の７校が学校奨励賞に選ばれた。

　入賞を逃した県内の応募作を対象に、県ＮＩＥ推進協議会に加盟する新聞社・通信社の県内代表者が審査して決めた県独自表彰「県ＮＩＥ推進協議会賞」の受賞者（１０人）は次の通り。

　▽小学校　立川沙彩（大分市寒田６年）、山口創大（同５年）▽中学校　井上拓夢（中津市中津３年）、梶原梨聖（日田市三隈２年）、三隅春奈（同）▽高校　足立紗香（大分商業２年）、小野陽菜（同）石田胡子（大分舞鶴２年）、福田悠莉（同）、小川菜々美（同１年）

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　協会は第１３回コンクールの募集を２１日から始めた。対象となるのは今年９月８日～２０２２年９月６日の新聞記事。締め切りは同年９月７日。

　問い合わせは県ＮＩＥ推進協議会事務局（大分合同新聞社地域連携室内、ＴＥＬ０９７・５３８・９７２９）へ。