NIEに関する一般記事

佐伯で初の実践研究会/第102回実践研究会一般記事バックナンバー

ワークショップで紙面から知っている人を探す参加者

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第102回会合が20日、佐伯市中村東町の佐伯教育市民ホール「まな美」であった。同市教委が本年度、NIEへの取り組みを強化していることから、同市で初めて開催した。

 教員ら約40人が参加。県NIE推進協議会長を務める堀泰樹大分大名誉教授(67)が「NIEとは」の題で講演した。NIEの歴史、新聞を読むことと学力の相関関係、学習指導要領での新聞の位置付けなどを説明。「まずは新聞に親しむことに力を入れてほしい。一定量の文章に接する機会が増えます」と呼び掛けた。

 本年度の日本新聞協会のNIE実践指定校になっている佐伯豊南高、同市の八幡小がこれまでの取り組みを報告。ワークショップでは、授業づくりのヒントとして楽しみながら新聞に親しむ「知っちょんひとみっけ」を体験した。

 次回は12月11日午後2時から、大分市の大分合同新聞社で開催する。

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