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100回記念 紙面作成/第100回実践研究会一般記事バックナンバー

新聞記事を切り抜いて作った紙面を発表する参加者

 新聞を教材に使う教員らの自主研究組織「県NIE実践研究会」の第100回会合が21日、大分市府内町の大分合同新聞社であった。SDGs(持続可能な開発目標)についての講演や新聞を活用したワークショップがあり、教育関係者ら約20人が参加した。

 立命館アジア太平洋大アジア太平洋学部の須藤智徳教授(55)=開発・環境政策学=が「SDGsの教育への応用」をテーマに講演した。

 SDGsについて、環境、社会、経済分野が抱える課題解決をゴールとし「世代を超えて全ての人が自分らしく、幸せに過ごせる世界を目指すための世界共通の行動計画」と紹介。教育に取り込むことで「子どもの現状を分析する力や理想を達成するための計画立案力などを養うためのツールになる」と話した。

 ワークショップでは、NIEアドバイザーの佐藤由美子さん(60)=大分大教職大学院特任教授=が講師を務め、切り抜き新聞を作った。東京五輪などの記事から「おめでとう」「続けてきて良かった」などの見出しや選手らの写真を貼り合わせ、時勢に合わせた100回記念紙面にした。

 次回は9月11日午後2時から同所で開く。

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