NIEに関する一般記事

科学記者が講演、取材経験を紹介/第98回実践研究会一般記事バックナンバー

ワークショップで新聞記事を切り抜いて問題をつくる参加者

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第98回会合が12日、大分市府内町の大分合同新聞社であった。新聞記者の講演や問題作成のワークショップに15人が参加した。

 毎日新聞社大分支局の江口一(はじめ)支局長(49)が「科学記者の仕事とは~原発事故、コロナ、宇宙、地球温暖化」と題して講演した。

 科学分野を専門に、地球温暖化や原発事故、人工多能性幹細胞(iPS細胞)について取材した経験を紹介。「本質的な内容以外にも、科学者の人柄に焦点を当て、難しい科学のことを分かりやすく書くように心掛けてきた」と話した。

 実践報告後、新聞を活用したワークショップがあった。新聞記事を切り抜いて、児童生徒が文中の情報を読み取り、討論に発展できるような問題を考えた。

 次回は7月10日午後2時から、同所で県教委の米持武彦教育次長が講演する。

このページの先頭に戻る