NIEに関する一般記事

「読む力育てたい」/佐伯市八幡小で、NIEの研修会一般記事バックナンバー

NIEの実践例を説明する県NIEアドバイザーの佐藤由美子さん
NIEの実践例に耳を傾ける八幡小の教職員

 教育現場で新聞を活用するNIE(教育に新聞を)の研修会が19日、佐伯市戸穴の八幡小(小嶋真二校長、128人)であった。 

 同校の教職員17人が参加した。日本新聞協会認定NIEアドバイザーの佐藤由美子さん(60)=大分大教職大学院特任教授=が、新聞の読み比べや紙面構成を調べる授業の実践例を紹介。「新聞は教科書で学んだ知識と、世の中をつなげる力がある。親しみを持ってもらうことから始めれば、子どもたちの興味が芽生える」と呼び掛けた。

 小嶋校長(58)は「具体的な活用方法が分かった。段階を追った学習で読む力、表現する力を育成したい」と話した。

 同校は本年度、NIE実践校に指定される。市教委によると、市内の小中学校とも説明する力や表現する力を高めるのが課題という。NIEを通じ、文章から必要な情報を取り出して自分の考えをまとめる力を身に付けてもらう。

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