NIEに関する一般記事

初めてオンライン試行/第90回実践研究会一般記事バックナンバー

自分の地域に関する新聞記事を切り抜く参加者

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第90回会合が10日、大分市の大分合同新聞社別館であった。約20人が参加し、記事を通して地域に関心を深めるワークショップに取り組んだ。今回は新型コロナウイルス対策で初めてビデオ会議ソフトを取り入れ、オンラインでの参加も受け入れた。

 県教育センター教科研修部の田辺玲子課長補佐(54)が講師を務めた。参加者は自分が暮らす地域に関する記事に目を通し、「心が温まる」と感じたものを切り抜いた。台紙に貼り付けてオリジナルの新聞を作った。参加した日出町日出中の梶原英満教諭(42)は「記事を探すのが楽しい。授業に活用すれば、生徒がどんなことに興味があるかを知る機会にもなりそう」と話した。

 臼杵市佐志生小の永松芳恵教頭(55)による実践報告もあった。

 次回は11月14日午後2時から同社で開く。 

このページの先頭に戻る