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新聞記事を使ってコロナ対策/佐伯市の渡町台小一般記事バックナンバー

新聞を使って予防策など調べた6年生
学校で取り組める予防策を発表する児童

 佐伯市の渡町台小で3日、大分合同新聞を使って新型コロナウイルスの感染予防策を考える授業があった。新学習指導要領に盛り込まれた新聞活用の一環。6年生34人が情報をまとめ、コロナ対策への意識を高めた。

 児童は手洗いの方法などを紹介した記事を参考に、学校で取り組める感染防止策を発表。「手洗いは20秒以上、必ずせっけんを使う」「ドアノブなどを消毒してウイルスを持ち込まない」「マスクを捨てるときは袋に入れる」などの意見が出た。

 同小は4月20日から臨時休校し、5月25日に授業を再開。北九州市の小学校でクラスターが発生したことなどを受け、児童から担任の吉武諒教諭に学校内での過ごし方を考えたいと提案があり、今回の授業を実施した。

 児童は今後、新聞やインターネットで調べた情報をまとめたパンフレットを作製。全校児童に配って注意を喚起する。

 吉良優将君(11)は「学校が休みの間、手洗いと消毒を徹底した。予防策をしっかり調べ、みんなに教えたい」と話した。

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