NIEに関する一般記事

「進路学習に新聞活用」/19年度実践報告会一般記事バックナンバー

学校での新聞活用状況を報告する教員

 2019年度の県NIE実践報告会が20日、大分市の大分合同新聞社であった。県内の小中高計7校が、学習活動に新聞をどう生かしてきたかを報告した。

 教育、新聞関係者21人が出席した。大分市戸次中は、張り出された新聞記事についての意見を付箋に書いて出し合う「みんなの広場」の活動を紹介。「生徒からの声は『楽しかった』が一番多かった」と振り返った。日田市戸山中は、朝読書の時間のうち月曜日を「新聞の日」として新聞を読み始めたことを報告した。

 質疑応答や意見交換があり「進路学習に新聞を活用している報告があった。今後も続けてほしい」「情報活用能力を育む上で新聞は適切な教材」「各校とも全校、全教科に新聞活用が広がってきた。学校教育と社会をつなぐツールとしてさらなる活用を」などの意見が出た。

 県NIE推進協議会(会長・堀泰樹大分大名誉教授)が主催。7校は本年度、日本新聞協会からNIE(教育に新聞を)の実践指定を受けている。

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