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稙田東中の鈴木教諭が報告/第87回実践研究会一般記事バックナンバー

実践報告する鈴木惟真教諭

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第87回会合が11日、大分市の大分合同新聞社であった。中学校の国語で新聞を活用した授業の報告などがあった。

 約20人が参加した。大分市稙田東中の鈴木惟真(いしん)教諭が報告。記事を参考資料に国語の文学作品を読み解いた授業について「作品と今起きていることをつなげて自分の意見を書くことができ、登場人物への思いも深まった」と活用効果を説明した。国語だけでなく道徳など幅広く教育活動に記事を生かしている様子も紹介した。

 津久見市第一中の永松芳恵教頭が企画したワークショップでは、参加者が新聞から写真、見出しなどを切り取って画用紙にレイアウトし、芸術作品に仕上げた。大分合同新聞社の田崎啓三論説委員長が「『風が吹けば桶屋が儲かる』を読み切る~子どもたちの想像力を高めよう~」と題し講演した。

 次回は中津市の授業づくりグループ「中津つむぎ会」の協力を得て、2月22日午後1時半から、同市の新中津市学校で開く。

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