NIEに関する一般記事

文理大の高見センター長が講演/第84回実践研究会一般記事バックナンバー

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第84回会合が12日、大分市の大分合同新聞社であった。大学での新聞活用をテーマにした講演とワークショップがあった。

 14人が参加。日本文理大の高見大介人間力育成センター長が「大学NIEについての考察―幼小中高NIEのバトンを受け取って」と題し話した。

 大学の授業で新聞は数多く使われているものの、キーワードの紹介などにとどまっている現状を説明。「自分と違う意見を受け入れる、本質を議論し考える力を付けるなど、良き市民となるよう学生が自分を磨くツールとして新聞を授業で活用したい」と話した。

 ワークショップは大分市坂ノ市小の平山立哉教頭が企画。参加者は当日の新聞から選んだ3枚の写真を基に、自由に物語を創作した。

 次回は11月9日午後2時から、新聞活用の良さを授業や活動で実際に体験した児童、生徒が話し合う「NIE子ども会議」を開く。

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