NIEに関する一般記事

「子どもの目を社会に」/戸次中でNIEセミナー一般記事バックナンバー

新聞コラムについて意見を交わす生徒ら

授業や討議で活用法学ぶ

 公開授業や実践報告から教育現場での新聞活用法を学ぶ「県NIEセミナー」が9日、大分市中戸次の戸次中(佐藤由美子校長)であった。県NIE推進協議会(堀泰樹会長)の主催。小中学校の教員ら約40人が参加した。

 2年生23人は、全国紙や地方紙の1面コラムを読み解く公開授業を受けた。テーマは「ラグビーワールドカップ(W杯)」「関西電力の金品受領問題」などで、担当した竹田市緑ケ丘中の佐藤美登里教諭は「筆者の主張を読み取った上で、自分なりの考えを持つことが大切」と呼び掛けた。

 生徒は辞書で言葉の意味を調べたり、友達と意見を交換しながら記事への理解を深めていった。研究討議では、堀会長が「子どもたちが社会に目を向けるよう、新聞を活用していこう」とあいさつ。津久見市第一中の永松芳恵教頭は、職場体験の感想などをはがきサイズの用紙に新聞記事の形式でまとめる「はがき新聞」の取り組みを報告した。

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