NIEに関する一般記事

鶴崎小の取り組み報告/第80回実践研究会一般記事バックナンバー

実践報告する高橋園恵教諭

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第80回研究会が8日、大分市の大分合同新聞社であった。NIE(教育に新聞を)の実践指定校教員による、新聞活用の報告などがあった。

 16人が参加。大分市鶴崎小の高橋園恵教諭は、週1回の朝学習で記事を基に児童同士が話し合う活動に力を入れていることや、2年生が10連休の思い出をはがき新聞にまとめたことなどを紹介。「実践指定校になって6年目。『新聞の学校』と児童も言っている。表現力や思考力も確実に高まっている」と成果を報告した。

 ワークショップでは塩川美紀NIEアドバイザー(日田市)が、2015年9月に国連サミットで採択された、貧困撲滅や水衛生の確保など17の「持続可能な開発目標」を紹介。新聞も活用して教材に生かすよう呼び掛けた。

 大分合同新聞社の松尾和行特別顧問・論説委員の講演もあった。次回は7月13日午後2時から。

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