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学年超えた新聞作りを報告 第77回実践研究会一般記事バックナンバー

報告する旦部東子教頭

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第77回研究会が9日、大分市の大分合同新聞社であった。児童が縦割り班で新聞を作る「新聞集会」についての報告や新聞から「春」を探すワークショップがあり、11人が参加した。

 豊後高田市臼野小の旦部東子教頭が実践報告。同校では新聞集会を毎月1回開き、児童が気になる記事を模造紙に貼って自由にレイアウトするオリジナル新聞を作る。「縦割り班で取り組むことで、高学年が低学年に言葉を教えるなど学年を超えた交流が活発になった。校内に掲示した新聞を見た地域の人たちと児童らとの会話も増えた」と話した。

 ワークショップはNIEアドバイザーの佐藤由美子大分市鶴崎小校長が進行した。参加者は引っ越しや文房具など春を感じる記事を見つけ、それにまつわるエピソードや感想を語り合った。

 同研究会は教育関係者なら誰でも参加できる。次回は4月13日午後2時から同社で。

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