切り抜き新聞GP表彰式/独自の紙面、力作ぞろい

気になった記事を切り抜き、台紙に貼ってオリジナルの新聞を作る「第4回おおいた切り抜き新聞グランプリ」(大分合同新聞社主催)の表彰式が23日、大分市の同社であった。応募総数は2433点。入賞32点、学校賞10校に賞状と記念品を贈った。
受賞者、保護者、教員ら約110人が出席した。同社の佐藤政昭取締役新聞事業本部長が「斬新なテーマを持った新聞、ほのぼのとした楽しい紙面など力作ぞろい。新聞社も、考えるための材料を分かりやすく伝えていきたい」とあいさつ。
審査委員長の堀泰樹県NIE推進協議会長(大分大教育学部教授)が「記事や写真を丹念に探し、意見も交えてレイアウトした新聞は情報の宝石箱のよう」と講評。グランプリ受賞者が「誰が見ても分かりやすい新聞にしようと工夫した」などと感想を述べた。
同グランプリは▽小学1~3年生▽同4~6年生▽中学生▽高校生▽大学・短大・専修学校生▽ファミリー―の6部門で開催。それぞれグランプリと準グランプリ各1点、優秀賞各2~4点を選び、学校賞は学年などの取り組みを評価した。 (宗岡博之)
(グランプリと準グランプリ作品は3月21日付朝刊に掲載)